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【不妊治療】病院はどう探す?探し方・選び方

不妊治療病院の探し方 病院

 不妊治療病院にいざ通おう!と思ってもいい病院の探し方や選び方がわからず、判断に迷いました。

 同じように迷われている方の参考になればと思い、最終的に見て良かったポイントと、あの時知っておいたら比較するのが早かったのに・・というポイントをまとめます。

管理人が不妊治療の病院に通ったきっかけ

 病院に通っていない頃、夫婦で2,3回タイミング法を試し、3ヶ月消費するもうまくいかず。

 脳天気な夫は「いつかできるでしょ」と病院の「び」の字も出てきません。アラフォーの入り口に立った35歳、すぐに36を迎える私はこのままだと授かる気がしないと思い、不妊治療院通いを決意。

 夫を病院に誘導できそうな会話を心がけ、病院通いが決まりました。

管理人
管理人

そろそろ子ども欲しいなぁ~、日取りが良くないのかな??

夫

タイミングが悪いってこと?どうしたらベストタイミングわかるの?

管理人
管理人

病院だとばっちりわかるらしいから、一度行って見ようよ!

 と、あくまでタイミングの確率を上げるために、通うことになりました。勿論私の本当の狙いは、検査をすることで現実を突きつけてもらい、早急に体外受精に移ることでした。笑

※タイミングで病院に通ったまとめはこちらのブログに残しています。

候補病院のピックアップ

病院のまとめサイトを見る

 まずは厚生労働省が出してくれているサイトを見て、比較することをお勧めします。
 特定治療支援事業 指定医療機関一覧(
リンク先厚生労働省)

 ただ、住んでいるエリアによっては比較して見るのも大変かと思います。
 最近はエリアでの検索ができるサイトもできているので、量が多すぎる場合はそちらも利用してみてください。

 気になる項目でソートをかけ、病院候補をまずは洗い出しましょう。
全国不妊治療病院・クリニック成績ランキング(リンク先:ミトコア300mg)

目星をつけた個別の病院名で検索

 病院の目星をつけたら、「不妊治療 病院名」で検索

 口コミや通ってる方のブログを見てみると通う前のイメージ付けや雰囲気がつかめるかなと思います。

 ちなみに、厚生労省が出している資料は実績も含めて詳細な情報が載っていることもので、一度は厚労省の情報を見て比較をすることをお勧めします。

厚生労働省の資料から情報を比較

 特定治療支援事業 指定医療機関一覧(厚生労働省)に掲載されている情報から病院を比較していきます。

 その際の見るポイントは下記3つ。順を追って詳細や記載されている箇所をご紹介します。

  • 実績:治療を受けている方の人数および妊娠率
  • 属性:患者の平均年齢
  • 治療内容:体外受精、顕微授精はやっているか

※引用している病院データは、私が実際に通っていた新橋夢クリニックの発表内容から抜粋しました。

実績:治療を受けている方の人数および妊娠率

 資料には各治療の成績が詳細に記載されています。実績表はもちろん、前後の文章も必ず読むようにしましょう。調査対象の年齢が微妙に異なっていたり、表現が異なることがあります。

 このデータだけでも比較してみると、採卵はしていても凍結胚移植実績0だったり、生産率(赤ちゃんの生まれる率)の違いが大きい病院もあります。
 また、新鮮胚(=初期胚)移植、凍結胚移植、顕微授精の有無も表記があるので、どの治療に長けているのか、通院した後、どこまでステップアップできるのかが分かります

移植実績

管理人が最後に転院した新橋夢クリニックを選んだ際もこの資料で決定しました。


見ていたのは、下記3点。

  • 通院検討していた当時の年齢である37歳も調査対象
  • 希望している治療の凍結胚移植が不妊治療のメイン
  • 生産率(妊娠率から流産率を引いた数値)が高い

 流産も経験している中で、特に生産率は重視していました。
 この時比較していた他の病院と比べても生産率が高いこともあり、かなり期待値をもって選びました。

属性:患者の平均年齢

 患者の年齢は、若ければタイミングや人工授精での生産率が高いケースもあり、資料を比較してみると、アラフォーの不妊治療実績が少ない病院もあります

 そのため、生産率が高く、自分の年齢をカバーしている病院か、を比較して探しましょう。

 管理人の場合は自分の年齢より上の年齢の方への治療もしている病院かも見ていました。


 理由は、下記2点から安心感を得られると考えたためです。

  • 加齢による子宮の老化に対して対処する技術を持っていそう
  • 2人目以降もお世話になれる

 また、自分のAMH(体内の卵の残数の目安)の低さもあって、特に年齢の高い方の患者が多く、生産率が高い病院の方が良いと考えました。

患者年齢

こちらの病院では、35歳以上への治療がメインゾーンとなっており、長い目で見てもお世話になれると感じました。

治療内容:体外受精、顕微授精はやっているか

 治療および、実施件数、費用感の記載がされています望む治療の実施がないと、通っても時間とお金、そして精神的にも持って行かれてしまうので、しっかり読みましょう。読んでもわからない場合は、電話問い合わせが手っ取り早いです。

 また、治療の実施件数から、何が得意なのかが伺い知れますし、大体いくらくらいになるのかも予想が付くので事前に読んでおくと心構えができます。

治療種類
治療方針

 こちらの病院では、顕微授精がメインであることと、PGTAなどの施術があることも分かります。いざとなったらPGTAまで進むこともお考えの方はこのあたりは外せませんよね。

 また、採卵も低刺激、自然周期で行われるので、身体にできるだけ余計な負荷をかけずに不妊治療に臨めることが分かります。

まとめ

 不妊治療始めると、情報があふれ、口コミなどを見るとかなり迷うと思います。雰囲気の合う合わないなども含め、通ってみないと分からないこともあります。

 そのため、まずは特定治療支援事業 指定医療機関一覧(厚生労働省)のサイトで生産率と治療内容、年齢層を中心に比較をして、まずはデータ上で自分の希望や状態と合う病院を優先して通ってみると、後々の後悔は少ないのではないかと思います。

管理人
NINNIN

妊活の総年数は、途中中断も挟みながら5,6年経験。
アラフォーで本格的に不妊治療を開始。体外受精による胚移植12回、
稽留流産2、3回、流産1回を経て39歳で初産。
仕事との両立に悩みながら時間を調整しつつ、
少しでも妊娠確率を上げるために取り組んだ経験と得た知識をブログとしてまとめています。
また、転職業界で15年以上働き、企業の採用ニーズ、個人の方のキャリアとも向き合ってきた経験から妊活・不妊治療×転職・キャリアでもまとめて行けたらと思います。

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