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【不妊治療】妊娠した周期「やらなかった」妊活の3つの習慣

妊娠した不妊治療で「やめた」3つの妊活習慣 生活習慣

 不妊治療の期間が長くなるにつれ、色々なことを試したり調べたりしました。けれど、成果がなく、「頑張ってるのにうまくいかない・・!」と、苦しくなることが増えました。

 アラフォーで始めた妊活も、このままだと仕事の両立もままならず、夫婦生活にも支障がでてしまうのでは・・という恐れも感じ、妊活生活を振り返りました。
 その結果、もしかしたら色んなことを試しすぎたのかもしれない、試したことで返って「色々やってるのにうまくいかない!」という焦りにつながり、ストレスになっていたのかも、と思い至りました。

 それに気がついて、不妊治療を始めてから身についた習慣の一部を少しずつやめたり頻度をへらしました。この記事では妊娠した周期で最終的に完全にやめていた習慣をまとめています。

 この全て、少しずつストレスや焦りの元では合ったので、断ち切ったことで気持ちも楽になり、自然体で体外受精に臨むことができましたので、参考になればと思います!

※妊活開始直後から生活習慣としてやめたことはこちらのブログにまとめています。

SNS・ブログの閲覧

スマホをいじる

 妊活がうまくいかなくなってきた時、少しでもうまくいく秘訣があればと思って他の患者さんの状況を見たり、自分と似たような人を探して情報を集めたりしていました
 当初はそれによって初めて聞くことや試してみようと思えることもありとても助かりました。

一方で、悶々とすることも増えました。

管理人
管理人

あの人はうまくいったのに私はうまくいかない・・・(泣)

色々試したのにうまくいかない・・・(号泣)

 そして治療回数が進む内、同じような年齢、採卵、凍結胚移植の回数のある方を探しては比較するようになりました。

 しかし、凍結胚移植も10回を超えると、目にする投稿が
 ・これでダメなら不妊治療卒業」
 ・「ラスト移植」
と言うよ書き込みが増えていきました。

 回数や年齢を重ねると、成功体験を綴る投稿が少なくなるのを実感し、だんだんと悲観する気持ちが芽生え、気がつくと、仕事、通院に加えて、ネットの情報までもがストレスを増やす要因になってしまっていました

その時の管理人の状況はこんな感じでした。

  • 焦りも重なり、些細なことでも後ろ向きな捉え方が癖に
  • 少しでも新しい情報を見つけようと四六時中検索魔
  • 休日も妊活、子どもができなかったらどうしよう・・と考え続ける

 こうなると当然、夫の何気ない一言に敏感になってしまい、感情をぶつけることもありましたし、仕事中に不安が頭をよぎることもありました。

※妊活中、職場や家庭で辛かったことのまとめはこちらのブログです。

やめ方

 単純に検索をしない、SNSを見ないことで情報に触れる機会を減らしました。癖になっていたので最初はそれでも不安感はありました。

 そのため、断ち切る必要性を自分に納得させるためにも、妊活を終えた時、どうありたいかをイメージして断ち切りました。具体的には、子どもを授かれなかったとき、授かれたとき、それぞれの未来ありたい姿です。

  • 妊活を諦める時が来たとしたら:残されるもの
    • 夫・夫との関係性
    • 仕事や職場の信頼関係
    • 縛られない未来
  • 子どもを授かれたとしたら:自分が考えそうなこと
    • 子どもに誇れる母の背中を見せてあげられているか
    • 子どもが生まれたい!と思える家族か
    • 子どもと楽しく暮らせる資金の余裕はあるか

 これを考えることで、今の自分の状態を客観的に考えることができました。

 ❶では、夫との関係性と仕事の縁を明るく紡ぐためにも支障を出すほどのことを自分でするのはどうなんだろう?

 ❷では、SNSに踊らされる母ではありたくないし、まだ見ぬ子どもがこの家に生まれたい!って思ってもらう状況にしたい!

とイメージしたことで、これ以上ネットの情報を見たとしても妊娠できる訳ではないしな、と思ったらやめることができました。

 空いた時間を外に出かけたり、本を読んだり、投資の勉強をしたり(笑)、ジムに行ったり、何か他のことに当てて紛らわせることで、気づけば検索をしなくても過ごせるようになっていました。

フライング検査

フライング検査の検査薬

 フライング検査とは妊娠検査薬で判定日の前に妊娠可否を確認してしまう行為のことです。

 判定日に陰性を伝えられる瞬間は、とても深い沼にはまったような、とても暗くて悲しい気持ちになります。何回も陰性を経験しても全く慣れません。
 そのため、判定日のショックを少しでも和らげたく(すでに陰性前提・・)、移植2回目位から家でフライング検査をしていました。

 化学流産の時は、喜びから奈落の底に突き落とされる気持ちになり、更にフライング検査をしたい気持ちが強まりました。陽性反応があっても、線の濃さを見て「今回はうまくいかないかも」と心構えを作っていました。

やめ方

 単純に検査をしない、ただこれだけですが、管理人はなかなかやめられませんでした。やめたきっかけはなんとなくかつ、突然でした。

 やめたタイミングは新橋夢クリニックに転院した時です。これが最後の転院と決めていたこと、そしてこれまでの妊活でストレスだったことをやめよう、と決意してやめました。

 と言うのも、フライング検査という行為自体、「妊活がうまくいかない自分」を脳内にすり込む行為のような気がしていたこと、判定にかかわらずどの道妊娠継続に不安を持ちながら過ごすことになる行動だなと感じていました。

 今までの経緯から、フライングしないで判定日を迎え、陰性だったらきっとショックで号泣すると思いながらも、せっかく赤ちゃんを迎えるのであれば、良いことを考えていたいし、判定を待つ期間、ダメかも、と思いながら過ごすのではなく、楽しみとして過ごしていたいと思うようになりました。

 検査したい欲求に駆られることもありましたが、判定日までの間にやりたいことや楽しみな計画を立てることで、多少モヤモヤすることもありましたが、昔のような変な浮き沈みをする必要もなく過ごすことが出来ました。

基礎体温を測ること

基礎体温計表

 冷え性で高温期でも36.5度(一般的には37度くらいはある)のガタガタの基礎体温を持っていた私は生活改善をしつつもかなり基礎体温を気にしていました。

 ある婦人科で基礎体温を相談したら先生に「えっ、それはかなり低いですよね・・・」とかなり暗い顔をされて、それに対する打ち手もアドバイスもなく診察が終わったことが過去あり、それで更に気にするようになっていました。

 そのため、色々取り組んだ結果として基礎体温が正常化して欲しいな、と思って毎日とっていたのですが、すぐに改善するわけでもなく、気持ちが沈んでばかりでした。

やめ方

 この気持ちの沈みは好ましい姿ではないと感じていたこと、またホルモン治療が始まってからは基礎体温ではなくホルモンでコントロールされるので気にしてもしかたないと思い始めたことから思い切って計るのをやめました。

 基礎体温自体、計るのが面倒くさいなとも思っていたので、やめるのは簡単でした。

 そして、毎朝の計測タイムがなくなったこと、計測結果に伴う気持ちの上下がなくなったことでスッキリ朝過ごせるようになりました。

 なんとなく測り続けてしまっている方で体外受精を選んでいる方やホルモン調整をしている方は、先生から指示をされている場合を除いて思いきってやらないことをお勧めします。

まとめ

 不妊治療をしていると、少しでも可能性のあるものを求めて「更にやってみた方がいいこと」を探しがちですが、やらないことを探すことも大切です。

 妊活でやらないことを決める場合は、
①これまでの生活習慣の癖を見直す
②妊活で始めてストレスになっていることを見直す
この2つの中に隠れています。

 ①は、やってみると総合的に健康体に近づけたり、子どもが生まれたら結局直したくなるかも、と思えることだったりもします。(※)

 今回まとめた②については、妊活によって半ば習慣になってしまっていることも含まれると思います。自分のストレスの元凶になっているようであれば、思い切ってやめて見るのも手です。

 ただでさえ辛いことや悩みの多い妊活、少しでも身軽な気持ちで取り組みたいですね。

※管理人が妊活をはじめて見直した生活習慣はこちらのブログにまとめています。

管理人
NINNIN

妊活の総年数は、途中中断も挟みながら5,6年経験。
アラフォーで本格的に不妊治療を開始。体外受精による胚移植12回、
稽留流産2、3回、流産1回を経て39歳で初産。
仕事との両立に悩みながら時間を調整しつつ、
少しでも妊娠確率を上げるために取り組んだ経験と得た知識をブログとしてまとめています。
また、転職業界で15年以上働き、企業の採用ニーズ、個人の方のキャリアとも向き合ってきた経験から妊活・不妊治療×転職・キャリアでもまとめて行けたらと思います。

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