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【妊活を始めたら】妊娠力を高めたい!夫婦で見直す5つの生活習慣

【妊活を始めたら】妊娠率を上げるため夫婦で見直したい5つの生活習慣 栄養

 妊活はタイミングを計って夫婦の時間を持つことだけではありません。妊娠しやすい身体や環境作りも大切な取り組みの1つです。

 夫婦で日常生活を振り返り点検してみると、必要なことが見えてくることもあります。妊娠するための準備として、生活の点検ポイントをまとめました。夫婦で是非確認してみてください。

手でハー包む包む

夫婦で日常生活の点検

規則正しい生活を送れているか

起床・就寝の時間をきっちりかっちりコントロールしましょう、と言うことではなく、概ね未来も健康的に過ごせそうな日常を送れているのか?と言うことがポイントです。

  • 睡眠時間
    ー毎日3時間、4時間など極端に睡眠が短いことが多くないか?
    ー休み前寝溜めで15,6時間寝ることが癖になってないか?
  • 食事の時間
    ー夕食の時間が24時など、寝る直前になっていないか?
    ー朝・昼の間が10時間あくなど、食事時間がはっきりしないことはないか?

 身体は無意識に習慣に適応していきますが、起床、睡眠、食事の時間がバラバラしてしまうと身体がゆっくり休むことができない上、消化もうまくできない状態が続く可能性があります。
 妊活を始めたら、妊娠しやすい子宮環境や元気な精子を作るところにパワーを使って欲しいのに、別の修理に身体のパワーが使われてしまいます。

 実際私の夫は仕事で多忙な時期、23時帰り、24時夕食、5時間睡眠が続いた時期は精子の寄生率が高かったのですが、本人は至って元気でした。けれど、その後仕事が落ち着くと精子の状態は正常に戻り、全く気にならなくなりました。

 それくらい気づかないうちに身体の中は変化をしているので、「自分は大丈夫」と言うことではなく、せっかくなので見直して見ましょう。

食事内容はバランスがとれているか

栄養バランス

 要は、主食(ご飯やパンなど炭水化物系)、主菜(肉、魚などのタンパク質系)、副菜(野菜や海藻など、ビタミン・ミネラル・食物繊維系)の3種類を取り入れているかです。

点検するチェックポイントは下記。

  • 主食:糖質制限をしていないか、または1日茶碗1杯のみなど減らしていないか
  • 主菜:油を気にして抜いていないか、またはタンパク質を大量に取り過ぎていないか
  • 副菜:野菜だけでお腹を膨らませていないか、摂取しているものが偏りすぎていないか

 主食となる炭水化物は善玉菌を作るためのとても大切な栄養素ですが、過剰に摂取すると糖質の取り過ぎとなり、体温を下げたりホルモンバランスを崩すことにつながります。
 つい食べ過ぎてしまう方は低GI食品にする、玄米、全粒粉小麦にするなど工夫をして摂取しましょう。

 主菜のタンパク質は影響範囲が広く、筋肉だけでなく、内臓、皮膚、髪の毛、ホルモン、、なんと精子の原料にもなります。
 特にタンパク質では魚がオススメ生殖能力を高めるというオメガ3脂肪酸(DHA・EPA)が含まれているので、積極的に摂取したいですし、牡蠣も亜鉛が豊富でホルモンバランスを整えたり、精子精製や前立腺にも良い影響を期待できます。

 副菜はビタミン、ミネラルが豊富に含まれています。緑黄色野菜、海藻、キノコ類など色々な種類を摂取するようにしてみてください。
 1日350gと言われますが、作るのが大変なときは、350g入っているサラダやカット野菜も見かけるようになりましたので、うまく使ってみると良いかもしれません。
 中でもほうれん草やブロッコリーは妊娠初期の胎児の成長を助ける葉酸が豊富ですし、キノコは卵巣機能の向上を期待できるビタミンDも豊富に含まれています。

間食(糖分)の摂取が多くないか

 いくら食事バランスを整えても、間食で糖分を多く摂取しすぎてしまうと意味がありません。
 特に白いお砂糖を使った洋菓子や市販は要注意です。もちろん、ジュースなど砂糖で甘みをつけたものも同じです。

理由は次の3つ。

  • 急激に血糖値が上がる
  • カルシウム不足になる
  • ビタミンB1が不足にする

 血糖値は急激に上がると身体が急激に処理し、また急降下します。

 すると、低血糖となり、またお菓子に手が伸びてしまい、高血糖の状況が続いてしまうリスクがあります。

 そして、タンパク質と糖質がくっついて糖化、卵巣機能の低下を招きます。

 カルシウムやビタミンB1は糖質を分解したり消費するために使われます。

 すると本来妊娠に向けて準備するために使われる栄養素が回らなくなってしまい、悪循環となってしまいます。

 おやつを手放せない方は、ナッツ、チーズ、無糖ヨーグルトなど、低GI(ゆっくり血糖をあげる)食品を採るようにしてみましょう。

ナッツ類

アルコールの摂取は多くないか

 1日2杯ほどを目安として日頃の飲酒量を見直してみましょう。

 飲み過ぎてしまうと、男性の場合は精子悪くなるという報告がありますし、PMS(月経前症候群)が重い女性は医師から飲酒量を減らすアドバイスを受けることもあります

 アルコールによって翌日からだが重い、だるいことが続く、飲酒中の記憶がない、など本調子を維持しきれないことがある場合は飲酒量を見直して見るといいかと思います。

身体の点検

基礎体温の確認(女性)

基礎体温計

 基礎体温を測ることで、生理や排卵などの周期のみならず、低体温ではないか、ホルモンバランスは乱れていないかなど予測することができます。

※基礎体温の測り方はこちらにまとめています。

 高温期が36.5度、低温期が36.0度を切っている場合は温活を始めることを考えてみてください。

 また低温、高温の境目がわかりづらいあまりにもガタガタの場合、何らかのホルモンバランスの乱れが潜んでいる可能性もあります。婦人科で相談をしながら妊活をすすめると、安心して妊活に取り組めると思います。

※温活についても気になる方はこちらを参考にしてください。

まとめ

 結局はいわゆる世間で言われるような「健康的な生活」ができているかどうかです。

 これまでの癖があるととても辛いと思う方もいるかもしれません。その場合は、子どもが産まれると親の姿を見て育ちますので、子どもにとって健康的な生活を送るための準備期間だと思うと少しは楽になるのではないでしょうか?

 妊活によって夫婦で健康になり、子どもにも健康に過ごしてもらえる生活を送れるといいですね!

※夫婦で卒業したい生活習慣はこちらのブログにまとめています。

管理人
NINNIN

妊活の総年数は、途中中断も挟みながら5,6年経験。
アラフォーで本格的に不妊治療を開始。体外受精による胚移植12回、
稽留流産2、3回、流産1回を経て39歳で初産。
仕事との両立に悩みながら時間を調整しつつ、
少しでも妊娠確率を上げるために取り組んだ経験と得た知識をブログとしてまとめています。
また、転職業界で15年以上働き、企業の採用ニーズ、個人の方のキャリアとも向き合ってきた経験から妊活・不妊治療×転職・キャリアでもまとめて行けたらと思います。

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