妊活を始めたら身体の内側から妊孕力を上げ、妊娠しやすい状態を維持したいですよね。
私は不妊治療に通いながら、主に温活で体内改善・体質改善を狙って試していました。本記事では体質改善のために実際に通ったオススメの取り組みをまとめました。
不妊治療中は妊娠への焦りが先行しがちで、期待しすぎて心身のバランスを崩しかけることもありました。その気分転換もかねて取り入れたものもあり、おかげで一時的にですが、悩みを忘れることもできたものもあります。
そのため、「妊娠のために何かしないと!」と考えている方は、「これをすれば妊娠できる!」と考えるのではなく、気持ちをリフレッシュさせ、ストレスを解消してるついでに妊娠力が高まるといいな、くらいの気持ちで取り組むと良いのかなと思います。
※家で取り組める温活はこちらのブログにまとめています。
※利用できるグッズはこちらのブログです。
鍼灸
温活といったらこれですよね。
私は通院でも、家で自分でやるお灸も両方試しました。今回は店舗型の鍼灸についてまとめます。
※家でのお灸体験はこちらです。興味ある方はご覧ください。
鍼灸とは、鍼やお灸で体内をほぐし、血流を良好な状態にすることで深部体温の向上を期待することが出来る取り組みです。
鍼灸は医療費控除対象ということもあり、公共交通機関であれば交通費も含めて申請できるので、通えそうであれば交通費も多少は目を瞑って探ししてみるといいと思います。
院の種類
「鍼灸院」という名前なのに行ってみると施術内容が全然違ったりします。価格・施術内容・教えてくれること、保有している知識量などでその差を感じます。
例えば施術内容でも下記のような違いがあったりします。
- 鍼灸中心で施術をしているところ
- マッサージや整体・整骨院も兼ねているところ
- ニーズによって機械利用や美容も対応しているところ ・・・などなど
この違いはホームページなどを見たときに、何を一番の「推し」にしているかを見るとなんとなく察することができます。
ちなみに「妊活」「冷え解消」「不妊解消」などは全面的に押し出して専門にしている院は限られている印象です。そして、予約枠も限られていました。
なので私は、ツボと人間の体を心得ていれば効果はあるはずだと考え、妊活メインの院ではない院の中からいくつか通い、鍼灸院としてテクニックがありそうな院を選びました。
院選びに迷ったら
いざ鍼灸をはじめようと思ったとき、一番迷ったのは通う院でした。
妊活専門院は予約も取りづらく費用もかかるので、多少でも妊活を打ち出している院を探して通ってみても、イマイチな院もありました。
結局通ってみて思ったのは、少しでもいいなと思ったら、一度行ってみるのが一番手っ取り早いということ。初回であれば割引のある院が大半なのでいろんな院で様子を見ることをお勧めします。
割引有無は、院のホームページやHotpepper Beauty、Eparkなどを調べると初回割引の記載を見つけやすいですよ。
実際に行ってみるとホームページだけだと見えない部分がたくさんあります。相当口コミが詳細に書かれている院を除いて、気になる院はひとまず体験してみましょう。私の場合、合うところに出会うまで3院ほど通いました。
初回体験で見ていたポイント
最終的に、通う院は実際に体験に行き、下記のポイントで決めていました。
施術担当の方によって技量の差は相当あります。気になる方は指名できそうかどうかもチェックしましょう。
また、運営院自体のレベルを推し量るのには下記3点でも察することができます。
ビルに入っている院の場合、ビルの共用トイレ利用の場合もあり、その場合は参考にはなりませんが、トイレ清掃具合だけでもかなりスタッフのレベルがわかるなと思っています。
私の場合はこのチェック項目に当てはまると、その後何かあると引っ掛かりを持ってしまうので、ストレスにしないためにも、すぐほかの院を探していました。
ホットヨガ
深部体温をあげながらインナーマッスルを鍛えることで、芯から体温を向上でき、血流促進も期待できます。
スタジオ内は座ってストレッチをしているだけでもじんわり汗が出てくるので、汗をあまりかいていないな、という方にもおすすめです。
水分補給をしながらヨガを行うことでかつてないほど汗が出ますので、体内水分が循環されデトックスにもなります。
運動が苦手な方でも動きがスローであるため、息切れをすることもなく自分のペースでできます。
続けることで体の柔軟性や体幹が鍛えられ、徐々にはじめはできなかったポーズができるようになってくると、苦しい妊活期でもうれしい気持ちになり、もっとやりたいな、という気持ちがうまれてきました。
ヨガが終わった後はたっぷり汗をかいた分、体も軽くすっきりとするので、それだけですがすがしく。気持ちも軽くなることがありました。
私は営業時間・距離を見て、仕事帰りに立ち寄れるスタジオに通っていました。
かなり気に入っていたのですが、不妊治療の病院を転院したこと、会社での働き方を変更したことで立地的に通うのが難しくなり、別のスタジオも見つからなかったため、残念ながら泣く泣く途中退会しました。
通っている間は体内に血液が巡り軽くなるのを実感できたので、体温上昇や温活、血流循環をさせたい方にはおススメです。
ジム
ヨガスタジオに通えなくなり、どうしたものか考えていたところ、「体温をあげるなら筋肉でしょ」と、筋肉マニアに言われ、確かに筋肉はエネルギーを作り出し熱を高めるなと思い、通いました。
大手ジム&その子会社の24時間ジムのパックプランがあったので、仕事帰りには大手ジム、休日は近所の24時間ジム、のように使い分けて通いました。
結果、通って半年ほどで妊娠まで至ることができました。筋トレの成果としても、重りも増やせ、ランニングのペースや距離も伸びて体力がかなりついたことを実感した頃でした。
病院やその他の取り組みのおかげの部分もあると思いますが、体脂肪が減ってきたタイミングの妊娠でもあるので、体温上昇も後押ししてくれていたのではと思っています。
結局妊娠4か月くらいまで通った(さすがに回数もメニューも変えました)ためか、出産後もかなり復活が早かったです。
効果的な筋トレの取り入れ方
効果的に筋トレしたいと調べ学んだポイントをまとめます。
■効果的な筋トレサイクルポイント
■効果的な筋トレメニュー
ストレッチは過去部活や体育の授業でやった(笑)本当によく見かけるうろ覚えの授業のストレッチです。
ストレッチの目的は筋トレ前に体を温めることにあるので、10分ほどランニングマシンで早歩きや小走りしてみたり、自転車マシンで漕いでみるだけでもいいです。
筋トレでは、大きい筋肉→小さい(細かい)筋肉の順番でやると筋肉を効率的に動かし、鍛えることができます。
特に太もも(足)~お尻の筋肉は比較的大きく、スクワットであれば毎日やってもムキムキにはならなず、良い運動になるのでオススメです。
参考に、ざっくり、筋肉大きい順。
- 大き目の筋肉
- 太もも
- お尻
- 肩
- 胸
- 小さめの筋肉
- 二の腕
- ふくらはぎ
- 背中
- お腹
細かくしたらもっとありますが、おそらくこの記事を読んでいる方は細かいことよりも大まかに把握をして筋肉をつけていきたい方が多いと思うので、ざっくり書きにしています。
大きめ→小さめで筋トレするのがセオリーのため、頻繁に通えそうなときは、足・お尻+背中orお腹 + そのほかの部位をその時空いているやってみたいマシンで、あまり脂肪が気にならないところ、気になるところでややムラのある鍛え方をしていました
筋トレをするにあたって、サイトや動画を見て知識をため込みはしましたが、あまり根詰めるのは性に合わないことと、元々筋トレをしてなかったのであれば、続けるだけで筋肉量は上がり、その分の体温は上がるはず、という単純な考えで、一番大きい筋肉を鍛えることだけを重視しほかは気楽に取り組んでいました。
有酸素運動
有酸素運動は、筋肉が筋トレで熱を持っている間にすると、脂肪燃焼が期待できます。
脂肪自体は熱を維持する機能を持っていますが、上昇をさせることはありません。脂肪を燃焼し、筋肉を増やすことで体温をあげ、それで身体が引き締まるならありがたいと思っていました。
私は30分~1時間ランニングをしていましたが、ウォーキングでも自転車でもいいと思います。動くことで、ジム終了後もしばらく代謝も続きますので自分に合った方法で取り組んでみてください。
胃腸内科(ピロリ菌除去)
ピロリ菌は体内環境を乱す可能性があり、妊娠可能性を少しでも上げるために通いました。
ピロリ菌は、胃がんなどのリスク要因として知られていますが、なんと、精子を攻撃してしまうこともあり、不妊治療年代の40%以上がピロリ菌感染しているという論文もあるそうです。心配で病院で検査をしてもらったら、案の定ピロリ菌が身体に住んでいました・・・。
検査には血液検査や胃カメラが必要で、苦痛を伴いますが、自分の明るい未来のため・・! と思うと必要なことだと思って乗り切りました。あれかもこれかも、と要因探しで不安になるよりは解消していくのが一番の近道です。気になる方は是非確認してみてください!
まとめ
私は温活と体質改善が一番の目的でいろいろな情報からこれが最適だと思い通い始めました。
特に温活では1度やってうまくいくものではなく、身体の内側から環境を変えていくことが求められます。
楽して改善するものはないんだな・・と改めて知ったきっかけでもあります。通い続けた結果、産後の体力的な面や生活にもプラスになっているので、同じ悩みがある方は、何か1つでも始めてみることをおススメします。