妊活を始めると、妊娠の可能性をあげたい、胎児を安全に育てたいと思うようになりますよね。
体内環境を改善し、妊娠体質を目指し、最初に買ってオススメだったものをまとめます。管理人は元々基礎体温が高温期で36.5度行けば高い方、低温期は35度台と低体温かつ、アラフォーだったこともあり、特に温活に力を入れていました。
似たような悩みをお持ちの方の参考になればと思います。
葉酸
妊活を始めると多くの方の目に触れる葉酸。
葉酸は先天異常のリスクを減らせる可能性があるため、脳や脊髄の元となる「神経管」が完成される前、つまり妊娠前の妊活中から摂取することを推奨されています。
神経管の形成に問題が起こると、無脳症や脊髄が2つに分かれてしまうような障害を負ってしまうので、授かった赤ちゃんの健康のためにも摂取をオススメします。
飲み方
神経管が完成するのは生後6週間とされていますので、妊娠6週間前には服用しましょう。
そのため、いつ妊娠が発覚しても問題ないよう、妊活中~妊娠期に服用することが推奨されているのです。
また、妊娠中は、胎盤早期剥離などの合併症による早産リスクを低下させるのにも役立つと言われているので、栄養を補充し、胎児の成長をサポート、妊娠期の安定のために服用しておくと安心です。
オススメサプリ
私が活用していたのはエレビットです。医者からオススメされるケースもあるので安心感があり選びました。
婦人科によっては割引で安く購入できる場合があり、通った中には窓口に割引券が置いてあるところもありました。
もし通院している病院に割引があるようなら活用してみるといいと思います。
エレビットにこだわらなくても、葉酸はかなり多くの商品が出回っているので、探してみると良いかと思います。1日400㎍の摂取が良いとされているので、葉酸の含量だけ注意して選びましょう。
せんねん灸(千年灸)
とにかく血流を良くして体内温度の向上を図る温活の目的で、自分でお灸をするために利用しました。
せんねん灸は手軽である上、熱さも選べるので好みの熱さ、部位による変更もでき、使い勝手がよくオススメです。1箱の内容量が100個以上のため、思ったより長期間使えるのも良かったです。
初めて使う時
まずは温度が低めのものから始めて、自分に合った種類を選ぶとよいと思います。商品の蓋には熱さの目安もあるので、次に選ぶ時の参考にもなりますよ!
1日の利用数は熱さと使い慣れのために、1日1個から始めて、徐々に増やしていきましょう。お灸中じっと呼吸をしているのもリラックスになりますし、血流が巡っていくのを感じます。
使い方、準備するもの
使い方は、ツボにおいて火をつけるだけ。
裏がシールで、ずり落ちる心配もなく、悩み別の置き場所なども説明書が入っていたりするので手軽に始められます。
利用前に準備するものはこちら。
火を使わないお灸
ずぼらな私は2箱目くらいから火をつけるのも面倒くさい、火がそもそも危なそう、と感じ、最終的に火を使わないお灸を利用しました。
火を使うものよりも接着面の範囲が広く、全体的にぽかぽかしてきます。特にこの3点がとても使い勝手が良かったです。
- 火を使わないので安全で手軽
- 熱いと思ったら剥がせる
- 動きながら貼って放置できる
貼るだけなので、ちょっと家事をするとき、通勤の時だけ貼っておくなどして利用していました。
オススメのツボ
- 「三陰交」…足で、くるぶしから指3、4本上の内側の骨と筋肉の間のツボ。
妊活に関わるホルモンや内臓に良いとされるところ - 「合谷」…手で、親指と人差し指の接点(親指と人差し指を結んだ付け根)のツボ。
押すだけでも気持ちよく、ほぐれる箇所。血流のツボと言われ、
肩こりなどにも効く
温活を妊活に取り入れたい方はもちろん、私の場合はリフレッシュにもなりましたので、ストレス緩和のためにも興味がある方はぜひ一度試して見てください。
※鍼灸院に通うことを考えている方は、経験談から病院の選び方などこちらのブログにまとめています。
よもぎ蒸しパット
内側から血流を促進する温活にオススメです。
よもぎ蒸しは韓国発の民間療法で、お店に行くとよもぎが蒸されているところにドーナツ椅子に裸で座り、マントをかぶって蒸されることで深部体温が上がりホルモンバランスが整う、というものです。鍼灸院が併設しているところもまれに見かけます。
元々通うことを検討したのですが、費用が高い上、よもぎ蒸し店舗の受付時間と仕事の都合を照らし合わせると通えない、という結論に至り、自分でできる方法で試すことにしました。
そこで取り入れたのが市販のよもぎ蒸しパットです。
よもぎ蒸し温座パットの利用方法
私が利用していたのはよもぎ蒸し温座パットのため、その手順をご紹介します。
①内包されているよもぎカイロを振って発熱させる
②カイロを同封されているシート(ナプキン)の下につける
③下着につける
④③の下着をはく
最初は抵抗があったのですが、じんわりと深部から温められ、徐々にお腹の方から全身に血が巡って温かみを感じられます。
他のカイロなどでは感じられないじんわりとした温かみで、着用当初は何とも言えない不思議な感覚でしたが、すぐ慣れて愛用するようになりました。
特に秋冬を中心に、今日は寒いな、身体が冷えてるな・・と思ったらその日に利用するだけでも身体の温まりが違うと思います。私は妊活中、秋冬、冷えを感じるときに身につけていました。
蒸気の温熱シート
外側からの熱で身体の表面を温め、血行促進をするために使いました。
元々の低体温に加えて、冬は更に低体温で、基礎体温も高温期で36.2度のこともありました。この基礎体温でまともに卵が育つとは思えず、妊娠できる気がしませんでした。
少しでも血流を促進することで体温向上したいと思い、寒い日はほぼ毎日通勤、仕事中ともに使っていました。
夏は通勤時などは利用せず、クーラーの効いている部屋での仕事やその可能性がある時には持って行ってました。
蒸気の温熱シートのメリット
通常の貼るカイロは、
・ボコボコしていて服の上から目立つ
・分厚いため最後は塊のゴミになる
・カイロによっては暖かさに当たり外れがある
と言う点で使い勝手が悪いと思っていました。
蒸気の温熱シートはそのほとんどを解消してくれて、かなり重宝していました。
・腰回り用は直接肌に貼れる
・シートが薄く、服を着たら全くわからない
・不快にならないじんわりした暖かさ
特に腰用の蒸気の温熱シートは肌に貼れるため、手軽で愛用していました。
貼る場所
私の場合は温活のツボを狙って貼りました。シート自体が手のひらくらいの大きさなので、細かいことを考えなくても、ある程度の場所に貼ればツボをカバーして温められます。
おススメの貼り場所は2か所。
・お腹:おへそから指3,4本目下くらい =丹田(関元)を狙う
・腰:おへその裏側に位置するあたり =命門を狙う
丹田は生理痛で温めたりもする、気が集まる位置と言われ、子宮の温めはもちろん、全身の冷え改善にも期待できます。
同様に命門も血の巡りを支えるそうです。
私の場合、お尻の冷えもすごかったので、すこしお尻寄りに貼って温めていました。
いずれも冷え改善に良いとされるので、毎日貼って温めて通勤や仕事中過ごしていましたが満員電車ではさすがに暑い!!と言うこともあったのでつけるタイミングや枚数は注意です。(笑)
漢方
温活のためには体内環境から血流改善をしたいと考え、漢方も試しました。店舗で市販されているものから、ネット販売のみのものまで、良さそうなものを試していました。
主にこちらの二つ。
- 桂枝茯苓丸(けいしぶくりょうがん)
- 当帰芍薬散(とうきしゃくやくさん)
桂枝茯苓丸は、東洋医学で言われる主に血行不良から来る「瘀血(おけつ)」の改善を図るものです。月経不順、不妊症、子宮にまつわる婦人科系でも利用される漢方です。
当帰芍薬散は、不足している「血(けつ)」を補い、体内に十分巡らせることで血流の改善を図るものです。月経不順など婦人科系はもちろん冷え性などの際にも利用される漢方です。
私の場合、これ以上病院にすがると期待してしまってうまくいかないと息苦しくなりそう・・と感じ、ネットなどで調べた上、自己判断で市販のものを利用していました。また、通っていた鍼灸の1つに、東洋医学鍼灸の院があり、そこからのアドバイスに基づいて探せたのも大きかったかもしれません。
病院や漢方院とも相談しながら選んだほうが本来は良いと思うので、利用を検討される方は一度漢方院へ相談してみてください。不妊病院に通われている方は、病院にも相談しておくとベストです。
まとめ
妊活中は少しでも低体温の改善につながればと思い、温活、血流改善、冷え解消などで可能性があるものをとにかく利用していました。
ただ、妊娠が進むと温め過ぎるのも良くありませんので、お灸や温熱シート、よもぎ蒸しはやっていませんでした。
また、流産などを経て後々、ジムに通い始めたことで、ジムでの体内改善が一番温活効果を感じられたため、これらは途中でやめました。
やるやらない、合う合わないは個々人の好みだと思いますが、私の感覚的には特に寒いとき、冷えが止まらないときは温活始めにこれらを試してみるのは手軽でいいのではないかなと思います。思った以上にぽかぽかしますよ!
※そのほか温活にまつわるブログはこちらにまとめています。